ジャパネットたかたのビジネスに学ぶ孫子の兵法No,1

ビジネスに学ぶ孫子の兵法

高田社長のビジネス

高田明社長のビジネス孫子

長崎佐世保の独特の語り口で、テレビやラジオからお茶の間を楽しませてくれていたジャパネットたかたの高田明社長、2015年に代表取締役を長男の旭人氏に譲り高田明社長自身は株式会社Vファーレン長崎代表取締役、株式会社A and Live代表取締役を務め今でもテレビショッピングに出演していた時と変わらないテンションで活躍されています。

テレビを見てると高田明社長の高い声で熱心に説明する姿に、欲しいと思っていなかった商品をつい買ってしまったことが何度かあります。私のようについ買ってしまったという方も多いかと思います。

今回はテレビショッピングでお馴染みのジャパネットたかたのビジネスに学ぶ孫子の兵法をお送りします。

佐世保の小さなカメラ店からビジネスのスタート

2016年1月15日でテレビショッピングから引退されましたが「ジャパネットたかた」のスタートは高田明社長の父親が経営していた長崎県平戸の写真館「カメラのたかた」という当時は小さなお店です。

カメラ本体の販売の他にホテルや観光地に来ているお客さんの宴会などの写真を撮り、現像しプリント写真を販売することもしていました。

当時はどこのホテルや旅館も毎晩のように何百人規模で宴会があったので、一晩1500枚から2000枚ほど写真を撮り高田明社長をはじめ家族総出でその日の夜のから翌朝に4時くらいまでかけてプリントし、翌朝の朝食からチェックアウトまでの時間に売っていたので睡眠時間が2〜3時間がないくらいに働いていました。

孫子の兵法のビジネス・名言の解説
「三に曰く地…地とは遠近、険易、広狭、死生なり」(孫子の兵法・計篇)

お店の近くに観光客が泊まるホテルがあるという地の利を活かし、平戸周辺のホテルや観光地のお客様にターゲットを絞り宴会のお客様の写真を数多く販売するというビジネスモデルを確率して売り上げアップに成功しました。

普通に「写真入りませんか」と声をかけても買ってもらえないことも多いので、買ってもらう為に大きな声で「こっち向いてくださ〜い」声をかけるとカメラ目線でお客様のいい表情をしている写真を撮ることができるので買ってもらえる確率が高くなるのです。

中には声をかけてもこっちを向いてくれない人もいますが高田明社長はこっちを向いてくれるまで何度でも声をかけ続けたのです。

また、たくさん買ってもらう為にどうすればいいのかと試行錯誤して考えだしたのが、一人で写っている写真だと写っている人しか買いませんが、仲の良さそうな2〜3人組みの人を見つけてその人たちが2〜3人で写っている写真を撮ることにしたらその方達全員が買うことになったので同じ写真で2〜3枚効率的に売れるようになったのです。

孫子の兵法のビジネス・名言の解説
「兵者詭道也」(兵はきどうなり)(孫子の兵法・計篇


写真をプリントして販売するだけではなく、カメラ本体の販売にも力を抜くことなく、年配の方にも「お孫さんと一緒に写真を撮ろうね」とわかりやすく丁寧に説明しながら販売したり

工事現場で役所に提出する写真があるから工事現場に直接行って営業したり、船に乗ってカメラのチラシを配ったり、あるいは時計屋さんとイベントを開いてカメラの販売をしたり、またある時は旅行会社と提携し添乗員として同行し海外で写真を撮って販売したりあらゆることを考え実行していました。

そうすると当初は月商55万円だったのですが一年後には月商300万円を超えるビジネスに拡大したのです。

孫子の兵法のビジネス・名言の解説
「凡そ戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ」(孫子の兵法・勢篇)


テレビやラジオ通販でも商品の素晴らしさをどの様にすればお客様に伝わるかということをあらゆる角度から考えに考えて商品を紹介しているのです。

普通の人ならこの商品はよくないから売れないので諦めてしまうのですが、高田明社長はできない理由ではなくてできる理由を徹底的に探し出しているのです。

一生懸命 今を生きてきた

高田明社長は今やるべきことを見つけて毎日を200%〜300%の力を注ぎ込んで生きてきたと言っています。
運が良いだけでは成功は長続きはしない、ご本人は努力と思っていないかもしれませんが、目に見えないところで圧倒的な努力をしてきたからこそ孫子の兵法に当て嵌まることがあり今日の様に大成功されたのですね。

今回はジャパネットたかたの高田明社長のビジネスに学ぶ孫子の兵法をお伝えしました。

参考図書『伝えることから始めよう』 東洋経済新報社

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